⑥ 貿易・経済連携協定 131 Kiribati Trade Policy Framework 2017-2027 132 PACER Plus Implementation Unitウェブサイト 133 European Unionウェブサイト 134 Pacific Island Countries Trade Agreement 135 Asia & the Pacific Policy Societyウェブサイト 136 ADB Key Indicators Database 137 国際交流基金ウェブサイト 138 AACRAO EDGEウェブサイト 139 International Labour Organizationウェブサイト 140 Kiribati Teachers Collegeウェブサイト 141 南太平洋大学ウェブサイト 142 Marine Training Centre Tarawaウェブサイト キリバスは後発開発途上国として、EU、オーストラリア、ニュージーランド、米国、及び日本を含む主要先進国市場への輸出が免税となる131。太平洋諸国経済緊密化協定(PACER Plus)の批准国であり、オーストラリアとニュージーランドへの市場アクセスや労働移動など享受している132。また、ナウル協定の批准国であり、EUとFisheries Partnership Agreementを結び、現在プロトコルの交渉中である。また、EU間の経済連携協定(Economic Partnership Agreemen:EPA)は未加盟であり、交渉を進めている133。相互に貿易の自由を認める太平洋諸島貿易協定(PICTA)の署名国であったが134、2022年7月にPacific Islands Forumから脱退した135。 る。2020年の輸入先上位三ヵ国は、タンザニア、中国、フィジーである136。 ⑦ 労働力・人的資源 義務教育は初等及び中等教育の9年間であり137、職業訓練及び高等教育は教育省が運営しているタラワ工科学校(Tarawa Technical Institute)、キリバス教員大学(Kiribati Teachers College)の2校と南太平洋大学(University of South Pacific)のキリバスキャンパスがある138。タラワ工科学校では、経営、会計、オフィススキルなど職業教育に重点が置かれている139。キリバス教員大学では、就学前の学習プログラムや教員免許取得に向けたコースを提供している140。南太平洋大学では、通信教育も含め、英語、コンピュータサイエンス、教育、科学、経営、及び会計等、幅広いコースを提供してる。同大学の卒業生のおよそ8割がキリバス政府または政府系企業に就職し、その他は民間企業やNGO、宗教団体に就職している141。 その他、Ministry of Labourは海事訓練所(Marine Training Centre Tarawa)を運営し、これまで(2017年時点)5,000人以上の卒業生を輩出している142。 64 2020年のキリバスからの輸出先上位三ヵ国は、フィリピン、マレーシア、フィジーであ2020年の国勢調査より、15歳以上の国民の47%が給与賃金を受ける被用者である。その内3割程度は公共部門(28%)で働いており、次いで自動車修理や卸売業(20%)、教育機関(17%)、医療・社会福祉(6%)分野の勤務である。その他は自給自足を主とする漁業
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