384、2022年時点の法定最低賃金は、時給8NZDである385。 ⑧ インフラストラクチャー 387⑦ 労働力・人的資源 381 Cook Islands Population Census 2016 Report 382 Education Statistics Report 2020 383 Cook Islands Tertiary Training Instituteウェブサイト 384 雇用関係法 2012 385 内務省Facebook 386 National Infrastructure Investment Plan 2021-2030 387 Cook Islands Airport Authorityウェブサイト 388 National Infrastructure Investment Plan 2021-2030 389 Aviation Section, Ministry of Transport提供情報 390 Cook Islands Ports Authorityウェブサイト 2013年に設立したクック諸島高等教育機関(Cook Islands Tertiary Training Institute)ではビジネス、看護、接客・観光、及び貿易に関する短期コース、資格取得コース、学位コー最新の国勢調査である2016年のデータによると、男性の就業率は70.0%で、女性の就業率は60.2%である。失業率は男性5.0%、女性6.8%であり、特に15~24歳の若者層が失業者全体の約3分の1を占めている381。 教育制度は、ニュージーランドの教育課程を基にしたものであり、5歳から15歳までは義務教育、初等教育と中等教育は無償である。中等教育就学率は96%である382。 スを履修できる。また、地域社会に根ざした伝統工芸や文化の保護、現地の商業や農業に特化したコースも展開している383。 クック諸島における最低賃金は、Employment Relations Act 2012によって定められており首都のあるラロトンガ島及びアイツタキ島には舗装された道路があり、特にラロトンガ島には主要道路があり、島全体を一周することが出来る。バスの運行が充実しており、市内バスに加えスクールバスも運行している他、観光客にはレンタカーやレンタサイクルのサービスも提供されている。メインロード沿い以外の島内の道は大型バスの運行に適しておらず、島内を縦断する路線などはない。それ以外の島においては、道路は石灰岩を敷いた簡易的なものである386。 ニュージーランド航空、ヴァージンオーストラリア、ジェットスター、及びエア・タヒチの4社が国際便を運航しており、国内便はラロトンガ航空が提供している(2022年8月時点)。ラロトンガ島以外の諸島では、観光客の集客のため、より大型の飛行機が離発着できるサンゴの滑走路の建設が求められている388。また、ラロトンガ空港の滑走路のスラブが耐用年数(50年)に達したため、順次交換が必要な状況である389。港湾については、ラロトンガ島には2013年に再開発された主要港があり、食料輸入の約90%と国の燃料供給の100%を取り扱っている390。 国内・国際電話、ファックスは、国内の全島で普及している。また、インターネット接続は、ラロトンガ島・アイツタキ環礁・アチウ島において充実している。2020年にサモア、172
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