太平洋島嶼国投資ガイド
168/207

6つの空港があり、主要な島々に1つずつ空港がある。主要国際空港は舗装された滑走路を持つトンガタプ島のファアモツ国際空港であり357、ニュージーランド航空、フィジー航⑦ 労働力・人的資源 351 Ministry of Education and Trainingウェブサイト 352 国際交流基金ウェブサイト 353 Employment and Environmental Sustainability Fact Sheets 2019 354 Miminun-Wage.orgウェブサイト 355 Logistics Capacity Assessmentウェブサイト 356 国際機関太平洋諸島センター(PIC)ガイドブック『トンガ』 357 Logistics Capacity Assessmentウェブサイト 358 Tonga Aports Limitedウェブサイト 359 Logistics Capacity Assessmentウェブサイト 360 Pacific Forum Lineウェブサイト 361 Neptune Pacific Direct Lineウェブサイト 362 Pacific International Linesウェブサイト 363 Logistics Capacity Assessmentウェブサイト 2018年の労働力率は59.5%、就業率は58.8%で、いずれの比率も女性より男性の方が29%トンガでは6歳から13歳までの8年間が義務教育であり、小学校は6学年、中学と高校が一緒になっているSecondaryレベルが7学年ある351。高等教育機関としては、トンガ教員養成学校(2~3年間)、南太平洋大学トンガキャンパス(但し、学位の取得にはフィジー本校での履修が必要)のほか、看護学校、トンガ科学技術専門学校等の専門学校(2~3年間)がある352。 以上高かった。完全失業率は1.2%、若年層失業率は2.7%、女性の若年層失業率は男性より2.4%高かった。雇用分野はサービス業(37%)、農業(31.5%)、工業(31.5%)にほぼ均等に分かれ、主に中級技能職が多かった353。トンガには最低賃金は定められていない354。 ⑧ インフラストラクチャー トンガには680kmの道路があり、そのうち184kmが舗装されている。広範な道路網があり、アクセスは良好だが、メンテナンスが行き届いていない地域もある355。トンガタプ島とババウ諸島にはバスが運行されている356。 空、ヴァージンオーストラリア、タロファ航空がオークランド、シドニー、ナンディ、スバ、パンゴパンゴ、ファンガリイから直行便を運行している。また、ババウ島のルペパウ国際空港へフィジー航空が直行便を運行している358。 主要港はトンガタプ島のヌクアロファ港、ババウ島のネイアフ港、ハアパイ諸島のパンガイ港の3つである。ヌクアロファ港は、諸島で唯一の水深の深い港で、外洋の島々へ向かう船の中心的な拠点となっている。年間約200隻の大小様々な旅客船や商船が利用している359。国際船便を扱う海運会社には、サモア政府系のPacific Forum Line360、Neptune Pacific Direct Line361、Pacific International Lines362などがある。国内船は、政府系のFriendly Islands Shipping Agencyがフェリーなどの島嶼間輸送サービスを運営している363。 携帯電話やインターネットサービスは、小規模で遠隔地のコミュニティも含め、国中で利用が可能である。2015年時点でトンガの固定電話接続数は約13,000、携帯電話加入者数159

元のページ  ../index.html#168

このブックを見る