【鉱業】 127 267 フィジー農業省, Agriculture Sector Policy Agenda 2020, p.59 268 Food and AgricultureOrganization of the United Nations ウェブサイト 269 独立行政法人国際協力機構(2022)「大洋州地域持続可能な経済成長に向けた経済・主要セクター情報270 フィジー農業省, 2020 Fiji Agriculture Census Volume 1 271 独立行政法人国際協力機構(2022)「大洋州地域持続可能な経済成長に向けた経済・主要セクター情報272 Textile Clothing and Footwear Council of Fijiウェブサイト 273 駐日フィジー共和国大使館ウェブサイト 収集・確認調査」 収集・確認調査」 【林業】 【衣料品及び靴】 燥ココナッツ)、オイル、クリーム、及び石鹸等が製造される。また、タロイモやバナナ、パンの木の実を使用したチップス加工品も製造されている267。 【漁業】 フィジーの年間漁獲量は2015年に40,000トンと推定され、その内34%がマグロなどの大型遠洋魚種である。自給自足用の漁業は、都市部から離れた場所で最も多く、商業漁業は都市の食料市場向けと輸出向けの供給に向けられている。また、フィジーでは長年に亘り、多種多様な種を対象とした大規模な養殖事業(海洋、汽水域、淡水)が行われており、フィジー政府とドナーは、水産養殖に相当の投資を行っている。しかし、2015年の年間養殖生産量は、ヒラメと甲殻類が200トン未満、海藻類が550トン未満と推定され、漸減傾向にある268。 林業セクターにおいては、製材と原木生産で50%以上の生産高を占めている。また、林業省からの提供情報によると、フィジーのGDPに占める貢献割合は、2019年は原木伐採のみで0.2%ほどであるが、製材や木製品への製造加工等を含めると、1.5%程度になると試算されている269。 事世帯数全体の97.9%が林業にも従事している270。 一方、林業により生計を立てている世帯は14,094人(7.7%)と少数であり、そのうち主業としているものは18.0%と少ない。2020年の農業センサスによると、林業従事者数は183,129人であるが、林業以外に手工芸品の生産・販売等にも従事している271。 およそ7,000人の雇用を生み、その90%は女性である272。 フィジーには生産鉱山が5つあり273、最大の生産金鉱山であるVatukoula Gold Mines社のヴァトゥコウラ(Vatukoula)金鉱山では、380万オンスの金資源を有し、これまでの75年間で700万オンスを超える金を生産した274。 2020年の農業センサスによると、林業従事世帯数は69,476となっており、農林水産業従
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