太平洋島嶼国投資ガイド
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。 表 77 二国間投資協定 国内消費用の牛肉、豚肉、羊、及び山羊の生産はバヌアツ経済の重要な部分を形成している。近年、牛肉の輸出が増加しているものの、脆弱な輸送手段や政府による普及プログラムの不足等によって、その増加度合いは限定的であるバヌアツは、いくつかの地域的貿易協定を結んでいる。太平洋島嶼国貿易協定(PICTA)や、メラネシア諸国における輸出入免税を定めるメラネシアン・スピアヘッド・グループ(Melanesian Spearhead Group)がこれにあたる。また、バヌアツは南太平洋地域貿易・経済協力協定(SPARTECA)によりオーストラリアとニュージーランドへの無関税輸出が可能である。その他、太平洋諸国経済緊密化協定(PACER Plus)などの地域貿易協定を結んでいる244。二国間投資協定については下表のとおり。 相手国 109 署名日 発効日 238 Statistics Release: Gross Domestic Product 2020 239 Ministry of Agriculture, Livestock, Forestry, Fisheries and Biosecurityウェブサイト 240 Ministry of Agriculture, Livestock, Forestry, Fisheries and Biosecurityウェブサイト 241 Vanuatu National Statistics Office, Statistics Update: International Visitor and Resident Arrivals June 2022 242 Pacific Private Sector Development Initiative, Pacific Tourism Sector Snapshot Vanuatu 2021 243 Vanuatu Tourism Officeウェブサイト 244 JETROウェブサイト 240【漁業】 【観光業】 2020年の漁業のGDP貢献度は0.9%238で、主に自給自足のため海岸近くで漁業が行われている。商業漁業は沖合のマグロ漁業が行われ、漁業ライセンス料により100万USDの収益がある。アジア諸国に乾燥ナマコや装飾用の貝も輸出している。また、ティラピア、エビ、貝、シャコガイ、海藻、及びサンゴ等を養殖している239。 【畜産業】 COVID-19により、2020年1月以降、観光を目的とした渡航はなく、2022年6月現在、ビジネスや帰省による訪問のみとなっている241。COVID 19以前はGDPの23%、バヌアツの総雇用数の約35%を占めていた。2019年の訪問者数は120,513人で、79%が観光を目的としていた。過半数がオーストラリア(52%)からで、次いで太平洋諸国(18%)、ニュージーランド(13%)、英国を含むEU諸国(7%)からであった242。Vanuatu Tourism Officeは2021年、「Domestic Tourism Marketing Strategy 2021-2023」を策定し、同戦略に沿った活動を開始している243。 ⑥ 貿易・経済連携協定

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