クック諸島ガイドブック
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17●島の特徴 ラロトンガはクック諸島で唯一の高い火山の島である。最高峰は標高653mのテ・マンガ(Te Manga)山で、次いで638mのテ・アツトゥクラ(Te Atukura)山と588mのテ・コウ(Te Kou)山が島の中央に連なっている。狭い島に400~600m級の山が10峰、200m級の山を入れると16峰あり、ジャングルに被われた内陸は険しい谷と流れの速い小川が多く見られる。年間約17万人空から見たラロトンガ島を超える、ラロトンガ住人の10倍以上のツーリストが訪れる。観光客の半数以上はニュージーランド人で、それにオーストラリア人が続く。最近では、アメリカやヨーロッパからの旅行客も増えてきているが、日本人を含むアジア人観光客は少ない。●首都アヴァルア アヴァルアはラロトンガ島の北側の中央、国際空港の東2.5㎞に位置している。1992年に国際的イベントが開かれて町の外観が大きく変化したが、人々ののんびりとした友好的な雰囲気は変わらず、時間もゆっくり流れている。ラロトンガの一般事情

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