MENU閉じる

PIC NEWS[ PICニュース ]

ホーム > PICニュース > いわき市にて「太平洋諸島ビジネスセミナー」開催

いわき市にて「太平洋諸島ビジネスセミナー」開催

1月30日、本年5月に「第8回太平洋・島サミット」が開催される福島県いわき市にて、太平洋諸島センターとジェトロとの共催で「太平洋諸島ビジネスセミナー」を開催しました。いわき市の商工会議所や青年会議所などビジネス関係者を中心に30名近くの方々が参加されました。

ジェトロシドニー事務所長も経験された平野修一総括審議役による開会のあいさつの後、PICの黒崎副所長より、太平洋諸島のビジネス環境や、進出に成功した企業の事例などについて説明を行いました。本年7月からフィジーエアウェイズによる成田-ナンディ間の直行便が再開することを例に挙げながら、「日本と太平洋諸島の間の交通アクセスはここ数年格段に改善されています。まさに今が日本からフィジーを含めた太平洋諸島へのビジネス進出のチャンスです」と力強く語りました。

後半では、日本と太平洋諸島の経済交流並びに人的交流を進めている二名の方にご講演いただきました。最初に、在福島サモア名誉領事でもいらっしゃる井上直美・常磐興産株式会社社長に、同社が進めているサモアを中心とした太平洋諸島とのビジネス展開についてご説明いただきました。とりわけ、2月3日からは同社が経営するスパリゾートハワイアンズにて、サモアのアパレルブランド「エベニパシフィック」のショップが国内で初めてオープンすることを紹介しました。エベニパシフィックはシャツやランニングウェアなどを中心としたブランドで、柄にはサモアの伝統的な文様を取り入れています。井上領事は、「サモアをはじめとした太平洋諸島との間でビジネス関係の発展を目指して、自分たちが中心となって牽引していきたい」とおっしゃっておりました。

また、太平洋協会事務局長の芳賀氏より、島国との人的交流についてのお話をいただきました。芳賀氏は大学生時代に、学生に対して大使館や議員事務所へのインターンシップ先を紹介する学生団体を設立し、パラオをはじめとした太平洋諸島の学生と日本の学生の交流事業を積極的に進めてきました。また、前回の島サミットの際は、太平洋協会事務局長として太平洋諸島の首脳と日本の企業のリーダーとの間の意見交換の場である「日本・太平洋諸島貿易投資促進セミナー」の開催に尽力しました。同氏は、「第8回太平洋・島サミットに対して日本国内の関心は高まっている。若い世代がビジネスや人を交流を担っていかなくてはならない」と力説されていました。

最後に、PICの高田プロモーションコーディネーターより、昨年11月に実施した「マーシャル諸島ビジネス交流訪問団」について報告しました。次回島サミット後も同プログラムの継続が期待されており、いわきのビジネス関係者からも次回のビジネスミッションにはぜひ参加したいという声が上がっていました。

セミナー終了後には、ジェトロ福島事務所の重岡所長とともに、清水いわき市長を表敬訪問しました。市長からは、「5月の島サミットではホストシティとして万全のおもてなしで対応したい。また来年日本で開催されるラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピックと大型イベントが目白押しである。自分もサモアをはじめとした太平洋諸島を訪問し、ビジネス並びに人的交流の促進に向けて協力していきたい」という温かいお言葉をいただきました。