アメリカの研究者によれば、気候変動への対応が以前考えられていたよりも差し迫って厳しくなってきているとのことだ。　週末に発表された、第4回米気候アセスメントー米の国家予算による事業―によれば、300名の学者や専門家が気候変動によりこの地域が受ける影響を懸念しているとの報告がされた。
太平洋諸島に関して1章分を費やして報告しており、ホノルルのEast-Westセンターに本部を置く、太平洋諸島地域アセスメントプロジェクト専門官の、Zena Grecni氏は、「前回の報告書発効から4年が経過しているが、気候変動の脅威は高まっている」と指摘する。　特に海水面上昇は、加速しており、すでにビーチ、エコシステムの他に、道路・空港や家屋などのインフラが被害を受け始めているという。影響は早急に、そして、より厳しい状況を想定して見直されるべきという。さらに、この地域の生物多様性も脅威にさらされているという。（Radio New Zealand/NOV 26, 2018）